ホーム > 芸人 > <爆笑問題>なぜキワドイ発言をしたり、時事漫才を演じたりすることに恐れを感じていないのか?

<爆笑問題>なぜキワドイ発言をしたり、時事漫才を演じたりすることに恐れを感じていないのか?

スポンサーリンク
1: Egg ★ 2018/10/26(金) 07:25:15.75 ID:CAP_USER9
no title

爆笑問題の2人が「時事ネタ漫才」の妙味を語る(撮影:梅谷秀司)

芸能人がテレビやラジオで気軽に発言したことが、SNSやネットニュースなどをきっかけに炎上騒動に発展するケースが増えている。炎上を過度に恐れて無難な方向に走るメディアやタレントも多いなかで、なぜ爆笑問題の2人はキワドイ発言をしたり、政治ネタを含む時事漫才を演じたりすることに恐れを感じていないのだろうか?  爆笑問題のこれまでを振り返りつつ聞いてみた。


■爆笑問題が「時事ネタ漫才」をやり続けるワケ

 ――お2人は、デビューから数年は主にコントや時事ネタ以外の漫才を演じていたと思うんですが、ある時期から時事ネタの漫才にシフトしていますよね。それをここまでずっと続けてこられたのには何か理由があるのでしょうか。

 太田光(以下、太田):まあ、楽なんだよね。時事ネタをやっておけば、毎回新ネタになるような事件が起きてくれるわけだから、それを適当に茶化しとけばいい、っていう。逃げてるだけなんだよ。もう逃亡者だよね。逃げて、逃げて、日本一周みたいな。

 田中裕二(以下、田中):樋田か! (樋田淳也容疑者。大阪府警富田林署から逃走して49日後に逮捕された)

 太田:俺らが始めたころは漫才をやっている芸人がいなくて。ウッチャンナンチャンとかを中心にあの時代はみんなコントだったんですよ。それがなんか、いつのまにか「M-1(グランプリ)」とかが始まって。漫才が増えたよね。

 田中:増えたよね。もちろん芸人全体も増えたんだけど。

 太田:それで棚ぼた式に漫才をやっていることが脚光を浴びる時代になった気はする。

 ――太田さんは著書の中で「時事漫才はつかみが早い」と書かれていましたね。時事ネタをやる利点としてはそういうこともあるんでしょうか。

 太田:そう、みんなが知ってるニュースだと、たとえばオウム事件のときなんか、「恐ろしいですね」みたいなことを言っただけでボーンとウケたりして。本当につかむまでの時間が短い。世間が騒いでいる話題であればあるほど、ちょっとイジっただけでもウケるという意味では楽。楽なんだね、結局。

つづく

10/26(金) 6:00配信 東洋経済
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181026-00244708-toyo-soci

2: Egg ★ 2018/10/26(金) 07:25:28.16 ID:CAP_USER9
――お二人の時事漫才を活字にしたものが初めて書籍としてリリースされたのは『時事漫才 爆笑問題の日本原論』(以下、『時事漫才』)です。この1冊目に収録されている内容をいま振り返ってみると、阪神大震災や一連のオウム事件など、歴史に残るような大きな事件が多かったですね。そういう時期には時事漫才をやりやすいのか、やりづらいのか、どちらだったんでしょうか? 

 太田:テレビとライブでは全然違うね。テレビでは一切できなかったからね。当時連載していたのが『宝島30』という、割と「何でもあり」の雑誌だったので。何でも書いていいってことだったから成立したのかなって。

 田中:北朝鮮問題もあったからね。金正日……じゃなくて当時は金日成か。あれがいちばん、ありえなかった。テレビで「北朝鮮」っていう言葉すら言っちゃいけない時代だったから。「朝鮮民主主義人民共和国」って言わなきゃいけなかった。

 太田:あの年(1995年)はとにかく地震とオウム一色で。ライブも年間通じて毎月それだったね。ほかのネタがウケないんだもん。誰かが結婚した、っていう話をしても全然ダメ。テンションが下がるっていうか。

 田中:インパクトがまるで違うから。ほかの出来事を何も覚えてないですからね。それが強すぎちゃって。

■世の中の話題がほぼ「文春砲」だった

 ――最新刊の『時事漫才』に収録されているのは2015年5月から2018年9月までの雑誌連載なんですが、この時期はどんな時代だったと思いますか? 

 田中:この時期はベッキーとかSMAPから始まる一連の芸能ニュースが強くて。ネタにもあるように、次から次へと千本ノックみたいにやってくるんじゃねえよ、こっちはまだ消化しきれてないよ、っていう感じでした。世の中の話題がほぼ「文春砲」でしたよね。

 太田:ベッキークラスのニュースになると触れずには済まされないところがある。客席も読者も「爆笑問題はどういじるだろう」というふうに見ているだろうし。

 ――次から次へと大きいニュースがあると、ネタを作りやすいものなんでしょうか。

 太田:まあ、みんなが知っているニュースはいちばん作りやすいとは思うんだけど。ただ、たとえば「ベッキー」と「ゲス不倫」っていうワードを使うとしたら、単純なボケでは許してくれないだろうな、っていうのがあって。

つづく

3: Egg ★ 2018/10/26(金) 07:25:53.98 ID:CAP_USER9
 田中:みんながやっちゃうからね。ネタとしてじゃなくても、会話の中とか、ネットとかで。

 ――そこをどう裏切っていくかという苦労もあるわけですね。

 田中:まあ、でも、大きいネタがあるっていうのはやりやすいですよ。あんまり大きい出来事がないと、まずニュースの説明を僕がしなきゃいけないから。こういうことがあって、こうなったんですよ、っていうのをまず説明して、その後にボケるってなると、バランス的によくないし、そういうのはネタとしてもあまり強くないことが多いんですよね。

 本当は政治ネタをもうちょっとやりたいときもあるんだけど、『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)とか、年末年始のネタ番組とか、テレビで漫才をやるときには観覧のお客さんは若い女の子がほとんどですから。芸能ネタはいいんだけど、政治関係になっちゃうとほぼウケないだろうし。だから、ドナルド・トランプと金正恩は本当に助かった。わかりやすいし、誰でも知ってるし。

 太田:漫画チックだからね、トランプ、金正恩は。

■太田光「不謹慎ギリギリを狙わないといけない」

 ――最近では、週刊誌で報じられた太田さんの裏口入学疑惑も漫才のネタにされていましたね。太田さんがご自分のことをネタにするのは今まであまり印象になかったんですけど。ずっと時事ネタを扱ってきた太田さんにとって「自分自身が時事ネタになる」っていうのはどういうお気持ちだったんでしょうか? 

 太田:たとえば、こいつ(田中)が金玉取ったとか、そういうのに近い感覚かな。そういう1つの定番になりつつあるっていうか。ただ、あれは裁判が絡むから、言っちゃいけない部分が出てくるわけで。そこの度合いは何となく、ごまかし、ごまかし、みたいな。

 ――お客さんの立場としては、この時期にその話題に触れないのは何か気持ち悪い、っていう感覚もありそうですよね。

 太田:それはもちろん。東日本大震災のときもそうだった。あれで一時期バラエティが全部休止したんですよ。ウチがやってた『爆問パニックフェイス!』(TBS系)っていうドッキリ番組も、タイトルからしてダメだ、っていうことになって。『爆問パワフルフェイス!』っていう名前で仕切り直すことになって、震災から1~2カ月後ぐらいにネタ番組として特番をやることになりました。

つづく

4: Egg ★ 2018/10/26(金) 07:26:15.03 ID:CAP_USER9
 そこで俺らが最後にネタをやるってなったときに、作家さんが3人いて、ネタ出しさせるんですけど、3人が3人とも震災を1個もネタにしなかった。「ふざけんな」って激怒して。無理矢理そのギリギリの線でネタを作って、ほぼ震災ネタで漫才をやったんですけど。

 行くも地獄、戻るも地獄なんだけど、不謹慎だって言われるギリギリのところを狙わないと「あいつら、日和ってネタにしなかったな」って思われるから。

 これだけ長くやってると、そうやって「ああ、そこには触れなかったんだ」って思われるだろうな、っていうのはつねにあるから。

 触れにくいネタでもやらないといけない。やっぱりそこで客席が変な空気になるのが嫌なんだよね。こっちの考えすぎかもしれないけど、何となく伝わってくるから。

 ――お客さんがどう思うかをつねに気にしているということですね。

 太田:要は、ウケるかウケないかの世界なんで。日和ったと思われたくはないし、かといって引かせたくもない。

■「怒られる」とかではなくウケるかどうか

 ――『時事漫才』のまえがきで、地下鉄サリン事件をネタにしていた時代と現在を比較して、「いまはその時代とはお笑いの許容度が大きく隔たっている」と書かれていますが、許容度が変わったというのは具体的にはどういうことでしょうか。

 太田:本質は変わらないと思うんだけどね。テレビっていうくくりで言うとそんなに変わってないかな。

 田中:ただ、分野によりますね。「オカマ」っていう言葉を使えるかどうかとか、LGBTに引っかかるようなことは本当に厳しくなっている。ここ5年とかでも全然違う。

 ――『とんねるずのみなさんのおかげでした』で石橋貴明さんが演じる「保毛尾田保毛男」というキャラクターが問題になったこともありましたね。

 田中:まさにあれが典型的ですよね。それこそ北朝鮮のネタをテレビでガンガンやれるなんて、10~15年前じゃ考えられなかったことですからね。あと、パワハラ、セクハラ的なことも、いまではお客さんが引いちゃう場合もある。

 こっちはウケればいいんだけど、引くんだったらやらない。「怒られる・怒られない」以前に、それはちょっと考えますね。

5: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:26:28.62 ID:4uxK2BOh0
普段は週刊誌ネタで他人を笑い者にするくせに自分がネタにされると訴えます

6: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:27:28.99 ID:OcC3KVrK0
もう時事ネタならナイツだろ
テレビでは放送できないけどな

7: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:28:50.19 ID:jmVdcuEg0
才能だから。

8: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:28:55.38 ID:Vs+e5zYS0
昔、日テレ深夜でやってた爆笑問題のススメは面白かった

12: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:30:11.70 ID:76wHpdiU0
こいつらが作った時事漫才のベーシックな型を

そのままパクってるだけの芸人いるよな

44: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:47:13.40 ID:343ylWwv0
>>12
ナイツの塙とかはそれ認めてる

16: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:31:33.67 ID:8YTHMeWV0
本当に際どい、洒落にならん所はネタにしてませんやん

27: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:36:56.83 ID:HBNEa9U70
>>16
ナイツとかのほうが際どいよね。
「のりピー」とか。

38: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:44:09.68 ID:jxVPhqoQ0
>>27
どぎついシモネタもぶっこんでくるから好き

30: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:39:06.94 ID:rHriV7Xs0
>>16
するから右翼に追いかけられて謝ってしないようになったクチだろ

17: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:31:48.55 ID:LHaIyM6D0
爆笑問題の漫才を毎年録っておけば、
この年はこんなことやあんなことがあったって懐かしめる

20: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:32:52.96 ID:He4Vs2W80
良くも悪くも、変人+目立ちたがり屋+空気読めないから、に尽きる

21: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 07:33:28.06 ID:DK2Ox3k0O
漫才師なら誰でもできる漫才。ネタ作りができないだけでしょ。だから代表作も無いし評価もされない。ダウンタウンさんの昔の漫才みたいにはなれんよ(笑)

63: 名無しさん@恐縮です 2018/10/26(金) 08:00:36.57 ID:QveMgWtH0
時事ネタといってもダジャレや親父ギャグ程度のもんだからな
毒という意味ではナイツのほうが濃い