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<フジテレビ>いつまで「内輪ノリ」を続けるつもりか?

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1: Egg ★@無断転載は禁止 ©2ch.net 2017/08/04(金) 13:03:16.79 ID:CAP_USER9
不振がつづくフジテレビ

6月末をもって、フジテレビの亀山千広社長が退任した。同時に、日枝久会長もその座を降りた。

その理由は視聴率の低迷だ。

過去にトレンディドラマや映画事業で多くのヒットをとばしてきた亀山氏は、視聴率の回復を期待されて2013年6月に社長に就任した。その間、全社員3分の2にあたる約1000人の人事異動や長寿番組の終了など大胆に手腕を奮ったが、結局建て直すことはできなかった。

他の民放局と異なり、フジテレビがこれほど注目されるのは、80年代から90年代にかけての鮮烈かつ斬新なイメージがあるからだ。

『オレたちひょうきん族』を起点とするバラエティ番組やトレンディドラマがそうだ。それは、視聴率という数字だけでは説明できない、新たなテレビ表現を構築したイノベーターとしての成果だった。

毎年正月、NHKでは『新春テレビ放談』という番組が放送される。各局のテレビマンが集まり、局の垣根を超えてテレビについて議論する内容だ。そこでここ数年かならず話題に上がるのが、フジテレビの不振だ。

現在一線で活躍するテレビマンは、フジテレビの番組に影響を受けて業界に入ってきた者が多い。それだけに、局が異なってもフジテレビの窮状を心配している。

1974年生まれの筆者も、幼い頃からフジテレビの番組を当たり前のように観て育った。テレビっ子ではなかったが、80年代の小中学校時代は、ポップカルチャーの中心に、『週刊少年ジャンプ』やファミコンとともにフジテレビがあったという印象だ。

2012年の秋には、『週刊フジテレビ批評』に呼ばれたので出演もした。そのときに強調したのは、“フジテレビイズム”=「楽しくなければテレビじゃない」をいま体現しているのは、むしろテレビ東京だということだった)。

それから5年──。

残念ながら、その私の認識は変わっていないばかりか、強まるばかりだ。テレビ東京がその後も自由なチャレンジを繰り広げて結果を出しているのに対し、フジテレビはなかなか打開策を打ち出せていない。

こうしたフジテレビの凋落をまたひとつ強く印象づけた番組があった。それが、昨年末の『SMAP×SMAP』最終回だ。SMAP5人が揃って出演する唯一のテレビ番組として21年間続いていたが、解散とともに幕を閉じた。

詳しくはそのときに書いた記事に譲るが、要はあのようなSMAPの謝罪会見を見せ、挙句のはてに葬式のようなエンディングを見せてしまったことに、まったくもってフジテレビは無自覚だった

NetflixやAmazonプライムビデオなど、動画配信サービスが順調に浸透していく時代において、それは地上波テレビ放送がポップカルチャーの中心であることの終焉を露わにした瞬間だった。

つづく

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52458

2: Egg ★@無断転載は禁止 ©2ch.net 2017/08/04(金) 13:03:40.29 ID:CAP_USER9
内輪的テレビ空間が機能していた時代

苦しむフジテレビについては、元社員だった吉野嘉高による『フジテレビはなぜ凋落したのか』(2016年/新潮新書)が詳しい。その主旨は、輝かしい過去の栄光に引きずられているというものだ。その指摘は、大筋で正鵠を射ている。

具体的には、フジテレビが切り開いた視聴者と“お約束”を共有する独特の内輪的テレビ空間が機能しなくなっていることが指摘できる。

80年代以降の内輪的テレビ空間とは、バラエティ番組にプロデューサーなどのスタッフを登場させるなどする楽屋ノリ、あるいは既存テレビ番組のパロディを盛り込むことによって成立していた。視聴者はそんな“ギョーカイ人”の仲間になったような気分で、テレビを楽しんでいた。

その代表的な番組は、やはり1981年からスタートした『オレたちひょうきん族』だろう。それまで土曜日20時枠で大人気だったTBSの『8時だョ!全員集合』は、この裏番組によって徐々に低迷し1985年に幕を閉じた。

このふたつの番組には、明確な差異があった。

ていた。あくまでも番組は、劇場のステージ上で完結するものだったのだ。

対して『ひょうきん族』は、テレビの裏側を見せる内輪ノリが“ギョーカイ”の魅力として視聴者に訴求した。

そこで見せられるパロディやスタッフが出演するその楽屋ノリは、いわば視聴者的な感覚でもあった。「タケちゃんマン」などのパロディはゴッコ遊びのノリであり、スタッフが「ひょうきん懺悔室」などに登場するのも視聴者感覚に近かった。

つまり、「親近感のあるギョーカイ」としての魅力だった。それによって、送り手と視聴者との独特の仲間意識が醸造されていった。

『全員集合』が計算された芸をステージで披露しているのに対し、『ひょうきん族』はテレビのなかで楽しく遊んでいる芸能人を写しているようなものだった。

もちろんそこでは、番組と視聴者の間で明確なヒエラルキーがある。[送り手-受け手]の立場は変わらないからだ。

しかし、インターネットがなかった時代には、舞台裏も映されるその“ギョーカイ”ノリを視聴者が受け取ることで、あたかもその仲間になれたかのような感覚に浸れたのである。

フジテレビが開拓した内輪的テレビ空間は、『ひょうきん族』と相前後してさまざまな番組に波及していく。『オールナイトフジ』(1983年)、『夕やけニャンニャン』(1985年)、『とんねるずのみなさんのおかげです』(1988年)などがその代表的な番組だろう。

そのすべてにとんねるずが出演しているのもけっして偶然ではない。「仮面ノリダー」がヒット企画となり、石田弘プロデューサーをパロディにしたキャラクターを登場させるなど、とんねるずは80年代のフジテレビの“ギョーカイ”ノリを最大化したプレイヤーだった。

つづく

3: Egg ★@無断転載は禁止 ©2ch.net 2017/08/04(金) 13:03:47.18 ID:CAP_USER9
テレビのほうが「素人ごっこ」をしている?

この内輪的テレビ空間は、再生産を続けながら00年代いっぱいまで機能した。

フジテレビのバラエティ番組で、既存番組や芸能人のパロディを見かけるのは当然の光景だった。十分に数字も取れた。フジテレビは2004年から2010年まで視聴率三冠王を獲得し続けたからだ。

問題は10年代に入ってからだ。フジテレビの凋落もそこから始まっている。

00年代と10年代を分ける大きな社会変化は、とても明白だ。スマートフォンとそれにともなうSNSや動画配信サービスの普及である。こうしたなかで内輪ノリが機能しなくなるのは、当然のことだ。なぜなら、だれでも「内輪」を形成できるからだ。

SNSをはじめ、ニコニコ生放送やYouTubeでもより身近な存在と仲間意識を共有できる。しかもインターネットを使ったそれらは、コメントなどを使ったコミュニケーションも可能だ。インターネットは、内輪ノリを高められるツールなのである。

そのとき、一対他の形式をけっして崩すことのできないテレビ放送の内輪ノリは、相対的に劣ってしまった。手が届かない“ギョーカイ”の内輪を外側から眺めるテレビ放送の「仲間意識」が、相手に即時のツッコミを入れられるインターネットの「仲間意識」に劣るのは、当然と言えば当然だ。

見方を変えれば、それはフジテレビが切り開いた内輪的テレビ空間が、ありとあらゆるメディアに遍在している状況だとも言える。

ユーチューバーやニコ生主は、テレビで習熟したと思しきタレントかのような振る舞いを見せ、TwitterをはじめとするSNSでも、フォロワー数と「いいね!」の数を気にするひとびとが有名性の快楽に身を溶かしている。

“ギョーカイ人”から見れば、それは素人の「芸能人ごっこ」でしかない。しかし逆に捉えれば、誰でもできる「芸能人ごっこ」はもはやテレビの特権ではなくなったのである。

ネットに浸って育ってきた若い人にとっては、もはやテレビのほうが自分たちのコミュニケーションを模倣した「素人ごっこ」をしているように見えるかもしれない

ヒントは他局やSVODにあり

こうした従来の内輪的テレビ空間が視聴者に訴求しないことを踏まえれば、打開策もおのずと見えてくる。具体的なヒントは、他局やSVOD(動画配信サービス)の番組にすでにある。

ひとつが、“ある種の”紀行番組だ。具体的には、テレビ東京の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(土曜日19時54分)やNHKの『ブラタモリ』(土曜日19時30分)などだ。これらの番組に共通するのは、意図せず起こる出来事や舞台となる地域そのものをコンテンツの中心に据えていることだ。

タモリや出川哲朗が出演していても、そこでは“ギョーカイ”性が強く押し出されることはない。

5: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:04:58.26 ID:aberphpd0
おじさん達はいつまでハゲを続けるの?

8: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:06:26.56 ID:UaHomiKJ0
ニュースからして内輪の談合ノリだろ

一回全部潰してまえ

13: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:08:16.49 ID:qK1LL4rj0
CXの神は死んだ

98: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:38:02.61 ID:/70iSTzaO
>>13
ヨシヒコ乙!

14: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:08:18.10 ID:hVcVLNnt0
何々パンとかたくやー!とかうぜーよな

16: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:10:28.69 ID:bkgpP6+u0
ウジテレビは電波利権で潰れないってタカくくってるからな
偏向報道・反日番組・縁故入社・セクハラ・パワハラは無くならないだろ

花王・トヨタ・日清からの不満もスルーし放題

19: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:11:05.62 ID:D4M4JuCK0
最近じゃ日テレの方が内輪ノリが酷いけどな
水卜とか知らねえよ

26: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:12:48.05 ID:mXHcAOfh0
>>19
ジャニ汚染も一番酷いしな

24: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:12:20.81 ID:TpQT6KWd0
とんねるず()
めちゃいけ()

こんなのダラダラ続けてるくらい無能だからだろ

31: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:14:00.77 ID:KLVzu2J90
まずは内部の裏方スタッフの意識から変えないとね
「テレビマン様々」
「視聴者はバカw」
「テレビを崇めろ」
な時代遅れ感がハンパない

93: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:35:26.43 ID:B92QtW1G0
>>31
コネ入社ばかりだしウジには無理やね
ナスDのようなバイト上がりからの生え抜きでないと

36: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:14:34.69 ID:ItQCzTYDO
3年くらい前なら「内容も番組名もひっでぇww」
って語れたけどもうそれも無理やわ。全く見なくなったし

38: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:15:35.88 ID:WapBNydx0
入社式で「ボーナスを前提にしたローンは組まないように」と訓辞があったらしいな

41: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:16:51.20 ID:GU2YNbrx0
内輪受けが悪いわけじゃないでしょ

石橋「ダーイシ」
木梨「ダーイシがさあ」
視聴者「…」

松本「ヘイポー」
浜田「ヘイポーがさあ」
視聴者「wwwww」

腕の差

67: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:27:20.14 ID:KpZ2/s6I0
>ヒントは他局やSVODにあり

こいつ馬鹿じゃねぇか
ヒット番組が出たら、それと似たような番組が乱立する風潮に視聴者はウンザリしてんだよ

86: 名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 2017/08/04(金) 13:33:30.66 ID:e+v5p82t0
80年代は本当に好きだったよ
何も見る番組が無いときはとりあえずフジテレビつけてたし、フジテレビの番組は他より面白く感じるくらいだった
逆に日テレとかは当時はセンスが悪くて嫌いだったな
まぁあの頃から考えると今のフジは本当に駄目だね