最高の甘みのある桃だけを集めた愛知県豊田市産の「白鳳はくほう」が１９日、名古屋中央卸売市場に初めて出荷され、通常４０００円前後の７個入りの詰め合わせ（約２・５キロ）にご祝儀相場の１０万円の値が付いた。

　ＪＡあいち豊田が「天使の微笑ほほえみ」のブランド名で今年初めて商品化した。糖度は通常の１１～１６度よりも高い１８度以上あり、光センサーで選別し、サンプルを取り出して実際の糖度も測った。今月１２日に収穫を始めた約８万個の白鳳のうち、選ばれたのは０・０２％の１８個だけだった。今月いっぱいの出荷を目指すが数量は未定という。

　宮崎県の完熟マンゴー「太陽のタマゴ」や富有柿の中から選んだ岐阜県本巣市の「果宝柿かほうがき」といった果物のブランド品が全国にはあるが、ＪＡあいち豊田によると、県内では初めてという。同市場で初荷の取引を行った名古屋青果の山口大輔さん（３２）は「最高の桃の登場で市場も活気づいた。貴重な桃として人気になるだろう」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170719-OYT1T50098.html

黛ジュン&ザ・タイガース

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