ここまで、ハロプロの黎明期の解説をしてきましたが、現在のハロプロに至るまでには、2つの転換期を経ています。その一つが、ハロプロの冠番組「ハロー! モーニング。」(テレビ東京系)で、2002年より行われた初の自主オーディション「ハロー! プロジェクト・キッズ オーディション」です。
ハロプロの長きにわたる活動の礎となったのは、オーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京系)から誕生したモーニング娘。です。
(中略)
同オーディションでは、将来性のある応募者を「ハロー! プロジェクト・キッズ」として発掘、後にBerryz工房や℃-uteを輩出しました。ハロプロ以外の現役アイドルでも、彼女たちを憧れの存在と公言する声も多く、現在のシーン全体に影響を与えたといっても過言ではありません。
このハロプロ・キッズの登場は、ハロプロの魅力である“パフォーマンス力”に結び付いています。「ハロプロエッグ」への改称を経て、現在は「ハロプロ研修生」に変わっていますが、先輩グループのライブへ帯同させることで研鑽を積ませる仕組みを確立させました。
さらには、過去の作品の歌やダンスに触れさせることで、顔ぶれが変わっても失われることのない、歌い方などに見られる“ハロプロらしさ”を引き継ぐ要素にもなっています。
ハロプロ研修生たちの活動で特筆すべきは、彼女たちが出演する毎年5月の恒例イベント「春の公開実力診断テスト」です。ここでは、メンバー自らが衣装や楽曲を選び、パフォーマンスを披露。終盤では、日頃から彼女たちの歌やダンスを指導する講師陣やハロプロOGらが名を連ねる審査員や、観客の投票によりおのおののパフォーマンスが評価され、ファンにとって“未来ある才能”を発見できる貴重な機会となっています。
AKBグループや坂道シリーズなど、数多くのアイドルグループが活躍する現在、発足から20年の歴史を誇る「ハロー! プロジェクト」は、いまだアイドルシーンをけん引する一大勢力としての存在感を放っています。彼女たちはなぜ、今なお多くの人々を魅了し続けるのか、その背景を探っていきます。
もう一つの転換期が、ハロプロの総合プロデューサーを務めていたつんく♂さんが2014年10月に退任して以降、楽曲の制作体制が変化したことです。それまでは、原則的につんく♂さんがハロプロの楽曲全てを手掛けていましたが、現在は、さまざまなクリエーターが各グループの楽曲を担当しています。バリエーションが豊かになった一方で、その根幹には、ハロプロ結成時からのテーマ性「恋の成就しない女性像」などが受け継がれています。
現在、ハロプロにはモーニング娘。19、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリー、BEYOOOOONSという7組のグループが在籍しています。
モーニング娘。18(当時)は昨年、野外音楽フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」に出演。こぶしファクトリーらも別のアイドル陣営とツーマンライブを積極的に組むなど、ハロプロの枠を越えて活躍の幅を広げています。
そして、今年、ハロプロは新たな転換期を迎えます。ハロプロとアンジュルムの双方でリーダーを務める15年選手の和田彩花さんが、6月18日の日本武道館公演をもって卒業。彼女に続く、ハロプロエッグ出身のモーニング娘。19のリーダー・譜久村聖さんやアンジュルムのサブリーダー・竹内朱莉さんらの世代が、どのようなかじ取りをしていくのか、注目されています。
ここまで、ハロプロの歩みと独自のシステムを探ってきましたが、平成のアイドル史において、多大なる影響を及ぼしてきたといえそうです。「ASAYAN」でメンバー選考過程を放送し、可視化させるという取り組みや、複数のグループが連なる“集合体”としてのブランディングを図るなど、他のアイドル陣営にもさまざまな試みが反映されています。
近年、彼女たちがステージで見せるヒロイックさに引かれ、ライブに足を運ぶ女性ファンの姿も目立ちます。時代は「令和」を迎えましたが、今なおステージを中心に輝き続けるハロプロは、グループやメンバーの変遷を経ながら、進化を遂げつつ歴史を刻んでいくことでしょう。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190508-00039993-otonans-ent
ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト
http://www.helloproject.com/
今でも秋元グループとは違ってアイドルの魅力はあるよ
単純にハロプロは歌とダンスがAKBなぞ足下にも及ばないくらい巧い
以前もモー娘。の超進化形
握手会にバスツアー、搾取もいいとこだわ
>>23
編曲家が変わってないから
AKBGも作曲家は毎回変わるが編曲家は固定だしね
モーニング娘。を産んだアサヤン最大の
ヒット作はモーニング娘。でもラブマシーン
でもない
プロデューサーつんく♂だ
元々モーニング娘。はシャ乱Qロックボーカリスト
オーディションの敗者復活組がインディーズで
愛の種という楽曲5万枚てうりでメジャーデビュー
というと聞こえはいいが
つんく♂は当初、その愛の種で楽曲はやめるつもり
でいた
つんく♂自身はあくまでもシャ乱Q再建策の一環として
参加はしたが
プロの歌手に失礼だとやる気は全くなかった
デビュー曲のオリコン順位聞いても意に介さずで
このまま終わりかなという周囲の声も
しかしシャ乱Qの売上がみるみるおちて、いよいよ
次を模索しないと生きていけない状況に陥り出して
つんく♂はプロデューサー業に身をいれ出した
そして今
今思えばシャ乱Qが犠牲だったわけだ
なんだあの可愛さ
時代の移り変わりなんだろうなと思うわ
昔と違って女ファンばっかだぞw
歌とかダンスとかそういう部分腐らず真面目にやってきたものが少しずつ実を結んできている
テレビがメインのアイドルでは無い
宝塚みたいなもん